嗜好性が高い

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こんにちは。
久しぶりのブログ更新となりました。

ユニークグリーンの園主です。

先日はTwitterでのアンケートのご回答いただき、誠にありがとうございました。

アンケート結果

今回のブログでは、一番回答率の高かった
「嗜好性」という観点から書かせていただきます。


ここでの嗜好性が高いとは、“餌の食いつきが良い”という意味合いになります。


下記に私が今まで見た結果と
生産植物を販売後にお客様からいただいた貴重なご報告をもとに
今年生産した14種類の植物の嗜好性を5段階評価で表にまとめてみました。

◎5段階評価

1:9割以上の個体が食べない、食べた場合も一口かじる程度、
口に合わず吐き出そうとする【※苦手な味のため】、
無理にバリエーションに加える必要はありません

2:7割程の個体が食べない、お腹が空いているときに仕方なく食べる
成長していく段階で、いずれ食べるようになる場合がある

3:初めての場合、半分くらいの割合の個体が食べる、食べた子は好きになる場合も良くある
最終的には食べるようになる個体の割合が多い

4:8割以上の個体が最初から良く食べる、嗜好性が高め、
お勧めしたい植物、食事のバリエーションとして優秀

5:大好物、ほぼ全ての個体が食べる、 眼の色が変わる、最初に手から食べる、
お迎え直後の立ち上げ時に有用、食べると食欲が上がる個体もいる、是非お勧めしたい植物


もともと私が飼育するアルダブラゾウガメが全て食べており、
その後に苗の販売開始なため嗜好性のレベルは高めです!

 

爬虫類が食べられる植物 嗜好性評価            
  ヘルマンリクガメ ギリシャリクガメ ヒョウモンガメ アルダブラゾウガメ ロシアリクガメ ケヅメリクガメ
桑はやてさかり 4 3 2 5 3 4
ハイビスカス・ローゼル原種 4 4 5 5 4 4
ハイビスカス・ローゼル白 5 4 4 5 4 4
モリンガ・オレイフェラ 2 1 2 3 2 2
シロバナタンポポ 5 5 4 5 5 5
ダンディライオン 5 4 4 5 5 5
緋紅タンポポ 4 4 4 5 4 5
イタリアンタンポポ  4 4 3 5 4 4
クロミグワ実生 3 3 3 5 3 4
オニオオバコ 4 4 3 5 4 5
エルバステラ 4 4 3 4 4 3
コモンマロウ 2 2 3 4 2 3
Plantago major purprea 3 3 3 4 3 3
アイスプラント 3 2 2 4 3 5
爬虫類が食べられる植物 嗜好性評価            
  アカアシガメ・キアシガメ インドホシガメ ムツアシガメ フトアゴヒゲトカゲ トゲオアガマ イグアナ・トゲオイグアナ
桑はやてさかり 4 3 2 4 4 3
ハイビスカス・ローゼル原種 4 3 3 4 4 4
ハイビスカス・ローゼル白 3 3 3 4 4 4
モリンガ・オレイフェラ 1 3 1 2 4 4
シロバナタンポポ 4 5 4 5 5 5
ダンディライオン 4 4 4 5 5 5
緋紅タンポポ 3 3 3 4 4 4
イタリアンタンポポ  3 3 2 4 4 4
クロミグワ実生 3 2 2 3 3 3
オニオオバコ 3 3 3 3 4 4
エルバステラ 3 3 3 4 4 4
コモンマロウ 1 1 1 3 4 4
Plantago major purprea 2 2 2 3 3 4
アイスプラント 2 2 2 2 3 3

◎全体的にハイビスカス・ローゼルの嗜好性が高い子が多いですが、
ほとんどの種類が好んで食べる植物はシロバナタンポポとなりました!

嗜好性が高いことは魅力な要素ですが、単品だと栄養面で偏りが出ますので良い選択肢としてバリエーション豊富に与えることが理想になります。

栄養面でのバリエーション、具体的な嗜好性のお話については、TwitterやインスタグラムのコメントやDM、PCメール、問い合わせフォームからお気軽にご連絡いただけましたら幸いです。

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